スタッフスタッフ

企画:片野清美 かたの きよみ

企画:片野清美 かたの きよみ

エイビイシイ保育園園長。1950年福岡県小倉市(現・北九州市)生まれ。私立東筑紫短期大学保育科を卒業後、地元の私立保育園で保育士の仕事に就く。83年に上京後、新宿の職安通りに面したビルで「ABC乳児保育園」を開く。現在に至るまで、夜間保育や深夜保育、学童保育などさまざまなかたちの時代のニーズに合わせた先駆的な保育を行う。その活動は『日本人のひたむきな生き方』(松本創著/講談社)、『職安通りの夜間保育園―夢をかなえる保母たち』(丹羽洋子著/ひとなる書房)や読売新聞の連載、NHKテレビなどでも紹介された。著作に『「ABC」は眠らない街の保育園』(広葉書林)がある。2013年、第47回吉川英治文化賞を受賞。

  • 企画:片野清美 かたの きよみ
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製作・監督:大宮浩一 おおみや こういち

製作・監督:大宮浩一 おおみや こういち

1958年生まれ。映画監督、企画、プロデューサー。日本大学芸術学部映画学科在学中より映像制作に参加。『ゆきゆきて、神軍』(87/原一男監督)等で助監督を務める。93年、有限会社大宮映像製作所を設立。主な企画・プロデュース作品に『よいお年を』(96/宮崎政記監督)、『JUNK FOOD』(98/山本政志監督)、『DOGS』(99/長崎俊一監督)、『青葉のころ よいお年を2』(99/宮崎政記監督)、『踊る男 大蔵村』(99/鈴木敏明監督)等。
2010年、『ただいま それぞれの居場所』を企画・製作・監督。同作は介護保険制度導入から10年を経た介護福祉の実状と自らの理想とする介護を実現するため施設・事業所を立ち上げた若い介護スタッフたちの取り組みを描き、平成22年度文化庁映画賞<文化記録映画大賞>を受賞。同年、若い介護スタッフたちが主催したトークライブと彼らの日常を記録した『9月11日』を企画・製作・監督。山形国際ドキュメンタリー映画祭2011〈ニュー・ドックス・ジャパン〉で上映される。11年、東日本大震災で津波の被害を受けた土地の風景とそこで出逢った人々の声を記録した『無常素描』を企画・製作・監督。震災後に制作されたドキュメンタリー映画としてもっとも早く同年6月に劇場公開。山形国際ドキュメンタリー映画祭2011〈ともにある Cinema with Us〉他、ニューヨーク、パリ、ロンドンなど国内外で上映される。12年、介護やケアの現場で人生最期の瞬間に立ち会う介護スタッフたちの葛藤や家族の想いを見つめた『季節、めぐり それぞれの居場所』を企画・製作・監督。第36回山路ふみ子映画賞〈山路ふみ子福祉賞〉を受賞。13年、日本のフラメンコの先駆者であり世界的トップダンサーである長嶺ヤス子の現在を活写した『長嶺ヤス子 裸足のフラメンコ』を企画・製作・監督。14年、ベトナム戦争従軍取材などで知られる報道カメラマンの石川文洋の青年期と現在を描いた『石川文洋を旅する』を企画・製作・監督。SIGNIS JAPAN(カトリックメディア協議会)による〈シグニス平和賞〉を受賞。

監督補:田中 圭 たなか けい

1987年生まれ。2013年、日本映画学校(現・日本映画大学)卒業。訪問介護や結婚式ビデオの制作をしながらドキュメンタリー映画を制作。初監督作品『桜の樹の下』が山形国際ドキュメンタリー映画祭2015〈日本プログラム〉で上映、16年劇場公開。同作で第71回毎日映画コンクール<ドキュメンタリー映画賞>を受賞。現在、ドキュメンタリー映画『女子プロ野球』を製作中。

撮影:遠山慎二 とおやま しんじ

1981年生まれ。日本映画学校卒業後、フリーランスとしてドキュメンタリー、教育映画、VPなどの制作、演出、撮影、編集、劇場予告篇の演出を手掛ける。2007年、映像制作者、グラフィックデザイナーによるグループRESTA FILMSの立ち上げに参加。主な編集作品に『URINARA 祖国——母のまなざし、息子の声』(05/河真鮮監督)、主な撮影作品に『旅芸人の海』(08/成瀬慧監督)。大宮浩一監督作品では『無常素描』『長嶺ヤス子 裸足のフラメンコ』『石川文洋を旅する』で編集、『9月11日』で撮影を務める。

撮影:前田大和 まえた やまと

1990年生まれ。2013年、日本映画学校卒業。卒業制作作品『関の里』で撮影を担当。劇映画、企業VP、テレビ中継の撮影助手として活動。近年は自主製作映画、Web CM、舞台撮影、各種記録撮影などのカメラマンとしても活動。『モーニングセット、牛乳、春』(13/サトウトシキ監督)撮影助手。『桜の樹の下』(15/田中圭監督)で撮影を務める。

編集:辻井 潔 つじい きよし

1979年生まれ。日本映画学校卒業。日本映画大学ドキュメンタリーコースで非常勤講師として編集を指導。『Little Birds イラク 戦火の家族たち』(05/綿井健陽監督)などの編集助手を経て『ガーダ パレスチナの詩』(06/古居みずえ監督)、『パレスチナ1948・NAKBA』(08/広河隆一監督)を共同編集。主な編集作品に『花と兵隊』(09/松林要樹監督)、『ミツバチの羽音と地球の回転』(11/鎌仲ひとみ監督)、『ぼくたちは見た −ガザ・サムニ家の子どもたち−』(11/古居みずえ監督)、『隣る人』(12/刀川和也監督)、『ドコニモイケナイ』(12/島田隆一監督)、『ドキュメンタリー映画 100万回生きたねこ』(12/小谷忠典監督)、『イラク チグリスに浮かぶ平和』(14/綿井健陽監督)、『赤浜 ロックンロール』(14/小西晴子監督)、『さとにきたらええやん』(15/重江良樹監督)。大宮浩一監督作品では『ただいま それぞれの居場所』『9月11日』『季節、めぐり それぞれの居場所』で編集、『無常素描』で構成を務める。

音響デザイン:石垣 哲 いしがき さとし

1959年生まれ。株式会社イメージファクトリィ取締役。テレビ、ラジオの音響効果マンとして数々の作品に参加。ラジオの参加作品では、芸術祭賞、民間放送連盟賞、ギャラクシー賞、クリオ賞、ACC賞の受賞歴がある。ゲームやアニメーション作品の音響効果マンも務める。近年は、テーマパークや施設のサウンドデザインチームに参加。2016年、ニッポン放送報道スペシャル「子どもたちの震災~しゃべっていいんだ」で、第12回日本放送文化大賞<ラジオ・グランプリ>を受賞。大宮浩一監督作品では、『ただいま それぞれの居場所』『9月11日』『季節、めぐり それぞれの居場所』『石川文洋を旅する』で音響デザインを、『無常素描』『長嶺ヤス子 裸足のフラメンコ』で整音を務める。

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